女性の住所を取得して待ち伏せ…仙台市職員を懲戒処分 住民情報システムを不正利用 停職6か月
仙台市が停職6か月の懲戒処分としたのは、総務局人材育成部で係長職の50代男性。仙台市によると、この男性は市民局係長だった去年8月、業務で使う市の住民情報システムを悪用し、知人女性の住所を不正に取得。その女性の家の近くを訪れたり、待ち伏せ行為をしたという。女性からの相談を受けて仙台市が調査を進めていたもので、男性は市の聞き取りに対し、「やってはいけないと分かっていたがやってしまった」と認めている。
また、男性は住民情報システムを悪用するとき、形跡が分からないように自分のものではないIDカードを使うなどしていて、仙台市はログイン管理などを徹底して再発防止に努めるとしている。