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<絶滅危惧種>淡水魚『シナイモツゴ』の稚魚放流 ブラックバスなどの繁殖で減少し<国の絶滅危惧種>に指定(宮城・大崎市)

2024年6月26日 16:12
<絶滅危惧種>淡水魚『シナイモツゴ』の稚魚放流 ブラックバスなどの繁殖で減少し<国の絶滅危惧種>に指定(宮城・大崎市)

絶滅危惧種の淡水魚『シナイモツゴ』を守ろうと、宮城・大崎市鹿島台のため池に稚魚が放流された。

大崎市鹿島台のため池に『シナイモツゴ』の稚魚を放流したのは、大崎市の鹿島台小学校と美里町の小牛田小学校の4年生合わせて81人。

『シナイモツゴ』は、東日本に生息する体長8センチほどのコイ科の淡水魚で、1916年に大崎市鹿島台の旧品井沼で発見され名づけられたが、ブラックバスなどの繁殖により数が減少し、国の絶滅危惧種に指定されている。

放流された稚魚はおよそ300匹で、総合学習の一環として子どもたちが卵から1年間育ててきた。

鹿島台小4年生
「みんなで放流をして楽しかったです」
小牛田小4年生
「たくさん育って大きくなって、 また増えてほしいなという気持ちで放流しました」

『シナイモツゴ』の放流は2006年から続いていて、今では大崎市鹿島台のため池7か所で生息しているという。