<殺害後チェーンソーで遺体を切断…>知人男性を殺した後 遺体を損壊・遺棄したとされる男に「懲役27年」求刑(仙台地裁)
おととし仙台市内のアパートで、知人男性を殺害しその遺体を損壊・遺棄したとされる男の裁判で、31日 検察側は「懲役27年」を求刑した。
起訴状などによると、住所不定・無職の前田広樹被告(32)は、おととし11月同じく起訴され当時交際していた山口優被告と共謀し、仙台市青葉区のアパートで知人の佐藤大貴さんの首を絞めて殺害した上、チェーンソーで遺体を切断し遺棄したなどとして殺人や死体遺棄などの罪に問われている。
31日の裁判で、検察側は「強い殺意に基づく残虐で悪質な犯行」などして「懲役27年」を求刑した。
一方、前田被告は法廷で「しっかり罪を償いたいです」と話し、弁護側は「「犯行後、自首をして殺害に計画性がなかった」などと訴え「理性的・合理的・客観的な判断」を求めた。
裁判は31日で結審し、判決は11月7日に言い渡される。
最終更新日:2024年10月31日 16:30