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<強歩訓練>新人消防士が27キロ歩く クマ出没でルート変更も…(仙台市)

2024年6月18日 12:26
<強歩訓練>新人消防士が27キロ歩く クマ出没でルート変更も…(仙台市)

新人消防士が体力強化や団結力を養うために、仙台市内27キロを歩く『強歩訓練』が行われている。

この強歩訓練は、仙台市の宮城県消防学校で毎年行われているもので、今年は新人消防士101人が参加した。

仙台市消防局 熊谷輝消防士
「日頃から全員で厳しい訓練などに取り組んでいるので、歩き切る自信はあります」

18日午前8時半、新人消防士たちは5リットルの水のほかにロープや担架など消防用の資機材を持ってスタートした。

コースは、消防学校から仙台市若林区の震災遺構「旧荒浜小学校」までの往復27キロ。
これまでの強歩訓練は夜間に泉ヶ岳までの往復で行われていたが、最近クマの出没が増えているため今年は日中に変え目的地も変更した。

折り返し地点の震災遺構「旧荒浜小」では見学も行い、ゴールの予定は18日午後5時頃だという。