先生も涙…宮城県内、小学校で卒業式「悲しい気持ちとうれしい気持ちでいっぱいです」
18日、宮城県内の多くの公立小学校で卒業式が行われた。
閉校する大崎市の鬼首小学校では最後の卒業生が6年間の思い出が詰まった学び舎に別れを告げた。
3月18日午前、宮城県大崎市鳴子温泉の鬼首小学校。
在校生や保護者が拍手で迎える中、最後の卒業生4人が入場した。
卒業式では、玉田芳治校長から1人1人に卒業証書が手渡されると、見守っていた家族にこれまでの感謝の思いを伝えた。
卒業生感謝の思い
「朝、仕事で忙しいのに学校の準備をしてくれてありがとう」
鬼首小学校は1874年に開校し、1959年のピーク時には500人を超えていた児童数も今年度は12人にまで減少していた。
卒業生
「悲しい気持ちとうれしい気持ちでいっぱいです」
「みんなと行事ができてすごく楽しかったです」
「これから鳴子小・中学校に行くのでいろんな事にチャレンジしたいです」
鳴子温泉地区では4月から鳴子・川渡・鬼首の3つの小学校と鳴子中学校が統合され「鳴子小中学校」として新たな歴史を刻んでいく。