<10日に“辞職勧告決議案”審議へ>町職員に対して“パワハラ”行為の町議会議員(宮城・亘理町)
町の職員に対するパワハラ行為が確認された宮城・亘理町の町議会議員について、議会では辞職勧告決議案が10日に審議される見通しだ。
亘理町議会議員(無所属・2期目)鈴木邦彦町議(67)
「(パワハラに対する)私の認識不足だと反省しております」
パワハラ行為に対して反省の弁を9日述べたのは、亘理町議会議員で現在2期目の鈴木邦彦町議(67)。
議会事務局などによると、町の職員に対して威圧的な態度をとっていたとの情報が寄せられ、その後の議会の調査委員会によってあわせて8件のパワハラ行為が確認された。
鈴木町議は、一連のパワハラ行為について、自身が元々 役場の職員だったことを挙げ「元部下の役場職員に対して、業務改善の指摘をする時に口調が強くなってしまった」などと話すとともに、これまで職員らに謝罪し議員辞職はしない意向だ。
一方、複数の町議からは、すでに鈴木議員の辞職勧告決議案が提出されていて、会期最終日の10日に議会で審議される見通しだ。