きのうキャンプ地の沖縄県に到着した楽天。あすのキャンプインを前にきょう選手たちは自主練習を行った。

曇り空ながら時折、日差しも差し込んだキャンプ地、金武町ベースボールスタジアム。最高気温２０度。選手たちはあすのキャンプインに向け、沖縄の気候に体を慣らすため自前のトレーニングウェアで自主練習を行った。

三木監督も球場を訪れ、選手たちとあいさつを交わす姿も。

注目のドラフト1位ルーキーの宗山塁選手は上下黒のウェアに身を包みトレーニング。ショートのポジションでノックを受けると持前の軽快なグラブさばきを披露。先輩たちとコミュニケーションをとるなどリラックスした表情も見せた。

久しぶりに屋外で行ったというフリーバッティングでも快音を響かせるなどおよそ2時間、汗を流した。初めて先輩たちとの練習を終えて。
宗山選手

「自分に話しかけてくれる先輩も多いのですごく練習しやすい。やりやすいように話しかけてくれるというのは感じましたし自分からも色々聞けたら。（キャンプでは）まずユニフォームを着て練習できることが楽しみですし、出せるものしか出せないと思うので自分の持っているものをアピールしたいですし元気よく新人らしく練習できればと思います。」

一方投手陣では侍ジャパンに選ばれた藤平尚真投手が早速ブルペン入り。トレーナーを横に立たせピッチング。これは体の開きを抑え、フォームの再現性を高める狙いがあり、自主トレから取り入れているそう。1球1球丁寧に20球を投げ込んだ藤平投手。昨シーズン中継ぎとして飛躍を遂げた右腕が状態の良さを見せた。

そして球団はきょう、9試合限定で着用されるスペシャルユニフォーム「東北プライド ユニフォーム」を発表。
クリムゾンレッドを基調としたストライプ柄で胸には「TOHOKU」の文字が書かれている。モデルを務めた宮城県出身の岸投手は

岸投手
「そんなに（着用する）機会がないので（着用した時は）せっかくなら勝ってもっともっと楽天を好きになってもらえるよう頑張りたいと思います」

楽天の沖縄キャンプ一軍は金武町ベースボールスタジアムでいよいよあす2月1日にスタートし24日まで行われる。