米紙「今年行くべき場所の一つ」“九州”選出 TikTok人気クリエーターがハウステンボス訪問《長崎》
アメリカ経済紙の「今年行くべき場所」の1つに「九州」が選ばれ、官民が一体となって魅力発信に力を入れています。
20日は人気の「TikTok」クリエーターたちが佐世保市のハウステンボスに招かれました。
20日午前、佐世保港に到着したパナマ船籍の「アドラ・マジック・シティ」。
佐世保港に寄港するのは初めてです。
中国・上海から4000人を超える観光客が市内を巡りました。
新型コロナウイルスが5類に引き下げられて今年5月で1年。
さらなるインバウンドの拡大に向けた取り組みが注目されています。
そんな中…
(九州観光機構国内誘致部 白澤 恒平 次長)
「九州はアジアの人たちを受け入れてきた。高級ホテルがだいぶたってきて欧米の富裕層も受け入れられる体制が整っているので今回選ばれたのでは」
アメリカの経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」が1月に掲載した「今年行くべき場所ベスト10」に"九州"が日本で唯一、選ばれました。
九州観光機構は、"九州"全体の売り込みに力を入れています。
外国人観光客の姿が戻ってきたハウステンボス。
20日大型バスでやってきたのは、動画投稿アプリ「TikTok」の人気クリエイターたちです。
「TikTokジャパン」が観光産業の活性化や伝統文化の魅力発信のため特別ツアーを企画。
九州観光機構も、観光地の選定に協力しました。
(九州観光機構国内誘致部 白澤 恒平 次長)
「若い感性、クリエイター独自の視点で新しい切り口で新たな魅力を発信してくれていると思い見ていた」
参加するのは、日本・韓国・台湾のクリエイター26人。
17日からおよそ1週間長崎をはじめ、福岡、大分、熊本、沖縄を巡っています。
韓国人のHADAさん。
TikTokやYouTubeなどSNSの総フォロワー数が280万人を超える人気クリエイターで、九州を訪れるのは初めてです。
(韓国人クリエイターHADAさん)
「時間がすごくゆっくり流れているような感じがする。日本の文化の違いを肌で感じているところ」
オランダを再現した街並みに感動したといい、熱心に撮影していました。
( 韓国人クリエイターHADAさん)
「個人的にまた行きたいと思っているくらいすごく気に入ったのでそれを伝えられるように頑張りたい」
観光振興の一手として期待される「TikTok」。
動画は、今月中に順次公開されるということです。
(九州観光機構国内誘致部 白澤 恒平 次長)
「いろんなツールを使って九州の魅力を発信していきたい。何度も来ていろんな九州のたくさんの魅力をどんどん発見をしてリピーターになって何度も訪れてもらえたら」