【速報】維新・吉村代表「明らかなルール違反。代表として申し訳ない」と謝罪 兵庫県議の音声データ等提供問題 県議2人は除名や離党勧告の方向で検討
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日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は25日、去年兵庫県知事選の期間中に、維新の兵庫県議3人が「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏に音声データなどを提供していた問題について、「明らかなルール違反。代表として申し訳ない」と謝罪しました。
百条委員会の委員を辞任した増山誠県議は、23日の会見で、立花氏に音声データなどを提供したことを認め、離党届を提出したことを明らかにしていました。また、百条委員会の副委員長を務めていた岸口実県議は死亡した元県議を『黒幕』とする文書の提供に関わったほか、白井孝明県議は立花氏と電話でやりとりしたことを認めています。
維新の県組織である「兵庫維新の会」は24日、処分を検討する党紀委員会」を行い、増山県議を「除名」処分、岸口県議を「離党勧告」処分とする方向で検討していることが、関係者への取材で分かっていて、処分は25日夜に行われる執行役員会で最終判断されるということです。白井県議については協議を続ける方針です。
一連の問題をめぐり、日本維新の会の吉村代表は25日、「明らかなルール違反。代表として申し訳ない」と謝罪したうえで、増山県議について、「除名となれば議員辞職するべき」と述べました。また、「課題を洗い出してガバナンスを強化することが重要」と述べました。