【速報】維新・吉村代表「ルール違反」維新の兵庫県議がNHK党立花氏に百条委の非公開音声データ提供 週末にも記者会見で経緯公表へ
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日本維新の会の吉村洋文代表は20日、兵庫県の百条委員会の委員で、維新の県議が非公開の音声データをNHK党の立花氏に提供した件について「事実関係を調査している」とコメントしました。
維新の増山誠県議は、百条委員会が非公開で行った証人尋問の音声データをNHK党の立花氏に提供したことを19日、インターネット番組に出演し、明かしていました。そのうえで「期日よりも前に提供したこと自体はルール違反なので、この場を借りて謝罪したい。この度は申し訳ありませんでした」と謝罪していました。
この件について吉村代表は20日、報道陣の取材に対し「事実関係は調査中、今週末にも公表し説明責任を果たしたい」と回答し、記者会見で経緯を説明する予定を明かしました。また「選挙にどこまで影響を与えたかは分からないがルールに反していて、するべきではなかった」とコメントしました。
さらに維新の岸口実県議が、死亡した元兵庫県議が斎藤元彦知事おろしの“黒幕”だとする文書をNHK党の立花氏に渡したとされる疑惑も含め、報道陣が「維新のガバナンスに問題あると思われるのでは」と指摘すると「その批判は仰る通り」と問題を認めました。
さらに増山県議の音声データ流出については「とりわけ百条委員会は秘密で行われているもの。この点は増山さんも謝罪すると言っていたので、やはりルールには反している」と回答。一方で「良くないことだとは思うが、一連の事実経過を含めて調査している」と述べるにとどめました。