兵庫県の百条委員会の委員で維新の増山誠県議は、非公開の音声データをNHK党の立花氏に提供したと明らかにしました。

　2024年10月、百条委員会は、片山安孝 元副知事に証人尋問を行い、その様子は県知事選挙への影響を避けるため非公開になっていました。しかし、NHK党・立花孝志氏がSNS上などで証人尋問のやりとりだとする音声データを公開。中には告発した元局長の私的な情報を話そうとする片山元副知事の発言が遮られる場面もありました。

　維新の増山誠県議は19日、インターネット番組に出演し、NHK党の立花氏に音声データを提供したと明らかにしました。そのうえで「県の元幹部が文書を作成した背景を県民に知らせたかった」と説明しました。

　一方でルールに違反したとして、百条委員会の委員を辞職する意向を示しました。