【速報】維新・岸口県議「今から思うと軽率、大変申し訳ない」 死亡の元県議「黒幕」文書を立花氏に…「当時は内容が事実かどうか判断つかず」「各方面にご迷惑、一定のけじめが必要」

「NHKから国民を守る党(NHK党)」の立花孝志氏に対し、死亡した元兵庫県議を『黒幕』などと表現した文書を手渡したとされる疑惑について、岸口県議は19日、報道陣に取材に対し、「今から思うと軽率だった、大変申し訳ない」と語りました。
岸口県議は、維新の聞き取り調査に対し、「物理的に誰が渡したではなく、同席していたことから、私から渡したといわれても抗弁しようがない」と説明したことを明かした上で、「今から思うと軽率だった、大変申し訳ない」と反省の弁を述べました。
立花氏に手渡したとされる文書について、「当時文書を読んだ時は、書いてあることが事実かどうか分からないことが多くあり、うわさ話が一部にも書いてあった。当時は書いてあること自体が事実かどうか判断がつかなかった」と振り返り、SNSでの誹謗中傷が進んだことについて、「結果は受け止めなければなさない」と語りました。
■維新の聞き取りに立花氏との面会認め「自分が手渡したと言われても反論しようがない」
斎藤知事の“パワハラ”などの一連の疑惑を調査する百条委員会の委員を務めた竹内英明元県議は、去年11月に「一身上の都合」を理由に議員を辞職。周囲にSNS上での誹謗中傷について、悩みを相談をしていたということです。その後、竹内元県議は1月に死亡しているのが見つかり、自殺とみられています。
立花氏は自身のYouTubeなどで「元県民局長の死亡の責任が、斎藤知事の責任に見えるよう印象操作した黒幕が竹内さん」などという旨の文書を公開していましたが、今月7日、「百条委員会の副委員長・岸口実県議から文書を受け取った」などと発言しました。
日本維新の会の岩谷幹事長は19日、岸口県議と立花氏の双方に聞き取り調査を行った結果、岸口県議が民間のA氏とともに立花氏と会ったことを認めた上で、「どちらが文書を渡したかは記憶が定かではないが、渡すことを分かりながら同席し、自分が手渡したと言われても反論しようがない」などと説明。岸口県議は、「軽率であったと反省している」と話したということです。
調査結果は、文書にまとめて地域政党「兵庫維新の会」に渡し、処分に関しては兵庫維新の会に委ねるとしています。