【速報】野鳥から検出の鳥インフルエンザは「高病原性」12日に諫早市で回収《長崎》

県は、諫早市で回収された野鳥の死骸を検査した結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認されたことを発表しました。
県などによりますと、12月12日、諫早市高来町で「野鳥が死んでいる」との市民からの連絡を受けて、ヒドリガモ1羽を回収しました。
県が、鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ「陰性」でしたが、国立環境研究所に検体を送り、遺伝子検査を行った結果、18日にA型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。
県内での鳥インフルエンザの「陽性」確認は、今シーズン初めてとなっていました。
その後、さらに詳しい検査を行っていましたが、「H5亜型」の高病原性のウイルスが確認されたということです。
県は、20日午前に対策会議を開き、今回死骸が見つかった地点から半径3キロ以内にある2つの養鶏場への立ち入り検査で異状がなかったことや、県内127戸の養鶏場などから異状の報告はないことなどを確認しています。