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被爆地・長崎で映画「オッペンハイマー」特別試写会 市民、高校生ら130人招待《長崎》

2024年3月19日 20:07
被爆地・長崎で映画「オッペンハイマー」特別試写会 市民、高校生ら130人招待《長崎》

アメリカで原爆を開発した科学者の栄光と苦悩を描いた映画「オッペンハイマー」の特別試写会が18日、長崎市で行われました。

映画は、アメリカの科学者、オッペンハイマーを主人公に、原爆の開発から実験の成功に至る第二次世界大戦中の高揚感や広島、長崎に投下されたことへの苦悩などが描かれています。

試写会は、長崎と広島で公開に先駆けて行われ市民や平和活動を行う高校生らおよそ130人が招待されました。

第26代高校生平和大使 大澤 心春さん
「映画を通して過去の原子爆弾がつくられたところから今の世界情勢につながっているというところが私自身、つながった(と感じた)」

活水高校2年 木場 笑里さん
「長崎や広島のワードが(映画の中で)出てきたことは、それをアメリカ、世界中の人たちが知ってくれたことにはうれしい気持ちでいっぱいだが、被害の面で一生残る傷をまだ伝えきれていないと感じたのが率直な感想」

映画「オッペンハイマー」は今月29日から全国で公開されます。

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