ノーベル平和賞授賞式 日本被団協の田中煕巳さんが演説へ「被団協を知ってもらういいチャンス」《長崎》
12月にノルウェーで行われるノーベル平和賞の授賞式に、被爆者たちが出席します。
今年受賞が決まった日本被団協の代表委員で被爆者の田中 煕巳さんが、代表して演説する予定です。
ノーベル平和賞の授賞式は、現地時間の12月10日にノルウェー・オスロで行われます。
ノーベル財団のウェブサイトによりますと、式では、受賞した日本被団協の代表委員で、13歳の時に長崎で被爆した田中 煕巳さん92歳が賞状とメダルを受け取り、最後に、演説するということです。
田中さんは、「被爆者の苦しみや原爆投下から10年以上かかって被団協という組織がどのようにできたか知ってもらういいチャンスになる」と期待しています。
また、その翌日オスロ市内で開かれるイベントに被爆者手帳友の会の朝長 万左男会長が出席。
医師として被爆者医療に尽くしてきた実績などを中心に講演するということです。