鎌倉時代より続く諫早神社の伝統神事「春の流鏑馬」奉納 秋には長崎ピース文化祭に合わせ開催《長崎》
鎌倉時代から続く神事「流鏑馬」の奉納が諫早市で行われ、多くの見物客でにぎわいました。
諫早市の本明川河川敷で行われた、諫早神社の流鏑馬神事。
鎌倉時代から続く行事で一時途絶えていましたが、2018年に神社と長崎流鏑馬保存会が、約100年ぶりに復活させました。
(諫早神社 宮本健一 宮司)
「美しい物、すばらしい物を奉納することで、地域の活性化や豊かな幸せを願う神事」
(長崎流鏑馬保存会 本田殖也 会長)
「ただ馬に乗るだけでも大変難しいことだけど、迫力と技術を皆さんに見てほしい」
河川敷に設置された馬場は、全長約200メートル。
狩衣姿の射手が50センチ四方の的を射抜くたびに、大きな歓声が上がりました。
会場では、太鼓の披露や子どもたちを対象にした流鏑馬の体験会も行われました。
(子ども)
「ちょっと怖かった。1発目外したけど当てられてよかった」
(見物客)
「すごかった。迫力があった。初めてだけど見に来てよかった」
次回の流鏑馬神事は、今年の秋に開催される「ながさきピース文化祭」にあわせて、11月15日(土)に開催されるということです。