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春から「プロラグビー選手と大学生の “二刀流”」長崎南山高校で卒業式 本山選手も決意新たに《長崎》

2025年3月3日 19:25
春から「プロラグビー選手と大学生の “二刀流”」長崎南山高校で卒業式 本山選手も決意新たに《長崎》


旅立ちの春です。県内の多くの高校でおととい、卒業式が行われました。

プロラグビー選手と大学生の “二刀流” に挑戦するあの選手も式に臨みました。


長崎南山高校で行われた卒業式。

クラスの代表者に卒業証書が手渡されました。

(卒業生 白石 和磨さん)
「高総体の時、コンクールの時、ほんの少しの差で勝てた。あと一歩で…。あと1点で…。
この経験こそ、これまでの私たちを成長させてくれたかけがえのないものであり、今後の人生の大きな糧になると信じている」

172人の卒業生の中でも、ひときわ大きな体格が本山 佳龍さん。

ラグビーのプロリーグ、ジャパンラグビー リーグワン「静岡ブルーレヴズ」への入団が決まっています。

強豪校の激しいタックルをものともしないケタ違いのパワーだけでなく、俊敏さも武器とする本山さん。

プロ入りに向け、厳しいトレーニングを続けてきました。

一方で…

(同級生)
「部活動では頼れる存在だったが、クラスだとおちゃらけキャラ」

(同級生)
「愛のタックルを受けていた」

(同級生)
「中心的なクラスを盛り上げる存在だった」

クラスでは盛り上げ役だそうで、卒業式後にはこんな一コマも…。

(本山 佳龍さん)
「振り袖、振り袖、クリオネ…」

高校生活の最後を締めくくるホームルーム。

(担任教諭)
「はい、おめでとう」

一人ひとりが担任から卒業証書を受け取った後、思い出や目標を発表します。

(卒業生)
「今後、こういうクラスの日常の経験はできないので、そういう経験ができてよかった」

(卒業生)
「国家試験を取って、一人前の柔道整復師になりたい」

そして、本山さんも…。

(本山 佳龍さん)
「自分は4月からプロラグビー選手として頑張るが、試合に出たらグラウンドに足を運んで、応援してくれたらうれしい。3年間ありがとうございました」

高校での楽しかった思い出を胸に、4月からはプロラグビー選手と大学生の “二刀流”に挑戦。

「日本代表100キャップ」を目指します。

(本山 佳龍さん)
「川棚町の期待だったり、長崎県の期待だったり、南山の期待だったりを背負って4月から頑張りたい。
(プロと大学生の両立は)前例がないので、ミスや間違いが出てくると思うが、不安やプレッシャーにはしっかり対応して、一日、一日を大切にして成長していきたい」

最終更新日:2025年3月3日 19:26