シーズン後半戦スタート「長崎ヴェルカ」西地区首位の琉球と対戦 過去最多更新の観客5594人《長崎》
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約3週間の中断期間を経て再開した プロバスケットボール「りそなグループB1リーグ」。
西地区6位の長崎ヴェルカは1日と2日、ホームで同じ西地区首位の強豪「琉球ゴールデンキングス」と対戦しました。
長崎ヴェルカは、前日に契約が発表されデビュー戦となったグローヴスに加入後、初得点が生まれますが、首位琉球の攻撃力におされ、74対93で敗れました。
(初出場で13得点の活躍 タナー・グローヴス選手(25))
「負けたことにはがっかりだが、Bリーグは連戦があり、翌日も試合があるので勝利を収めたい」
そして、ホーム戦の過去最多を更新する5594人の観客が詰めかけた、2日のGAME2。
ヴェルカは、第1クオーター開始早々7連続得点で序盤、ペースを握ります。
しかし、相手のスリーポイントシュートを中心とした攻撃を止められず、13点のリードを奪われて前半を折り返します。
第3クオーター途中には、この試合最大となる18点のリードを許しますが、ここから追い上げをみせます。
ブラントリーと狩俣の連続スリーポイントシュートなど、11連続得点で詰め寄ると、第4クオーターにスミスのシュートで遂に逆転。
その後 互いに得点を奪い合いますが、89対85で競り勝ち、3試合ぶりの白星をあげたヴェルカ。
首位の琉球を相手に、逆転劇での価値ある勝利を挙げました。
(川真田 紘也選手(26))
「個人が自分たちのするべきことをやって、逆転までもっていったと思っているので、きょうみたいな試合を忘れず今後につなげていきたい」
(モーディ・マオールヘッドコーチ)
「試合の出だしから最後まで、選手全員が素晴らしいプレーをしてくれた。どこが相手であろうと、自分たちのスタイルを出せれば勝てる自信はある」
次節は5日、アウェーで「佐賀バルーナーズ」との西九州ダービーに臨みます。