明治安田J2リーグV・ファーレン長崎は1日、ホームでジュビロ磐田と対戦しました。

優勝候補に挙げられるチーム同士の対戦となった、序盤の大一番。

前節から先発を3人入れ替えたV・ファーレンは試合開始早々、クロスのこぼれ球を元日本代表の山口が狙いますが、ここは元代表、磐田のゴールキーパー 川島の守備範囲。

前半は互いに決定機を逃し、スコアレスで折り返します。

後半に入って、サイドを起点にペースを握ったV・ファーレンは18分、ペナルティエリア手前でボールを受けた笠柳。

力強く振りぬいたシュートは、ゴールキーパーの手をはじいてネットを揺らします。

自身、今シーズン初ゴール。
チームとしても、今シーズン初めて先制に成功します。

開幕から失点が続いていたV・ファーレンでしたが、この日は集中した守備で、磐田の強力な攻撃をしのぎ今シーズン初の無失点。

昇格争いのライバルを倒し、開幕戦以来、2試合ぶりの勝利をあげました。

（笠柳 翼選手）
「山口選手がボールを持った時から、シュート打つためのトラップと次のタッチ。うまく振りぬけてよかった。もっと点を取りたい。自分が点を取ってチームを勝たせたい」

次節は8日、アウェーで昨シーズン、プレーオフで敗れた「ベガルタ仙台」と対戦します。