核兵器の廃絶目指し “被爆体験の継承” に尽力「秋月平和賞」被爆者の女性2人が選ばれる《長崎》
核兵器廃絶を目指し、被爆体験の継承に尽力した個人や団体に贈られる「秋月平和賞」に被爆者の女性2人が選ばれました。
(核兵器廃絶地球市民長崎集会 実行委員会 朝長万左男 代表)
「子どもたちや長崎を訪れる人たちに、どの程度受け入れられているかいろんな要素があって決めた」
被爆地 長崎で平和活動に尽力した個人や団体に贈られる「秋月平和賞」。
15回目の今回は、被爆者の城臺 美彌子さん 85歳と、横山 照子さん 82歳の2人が選ばれました。
城臺さんは小学校教員として勤務しながら平和教育に尽力。
現在も被爆体験講話や被爆遺構の案内を行っています。
長崎原爆被災者協議会の副会長を務める横山さんは、
長年被爆者の健康や生活面の相談に当たるなど継続した活動を行っている点が評価されました。
15日に開かれる「ながさき平和大集会」の中で表彰式が行われるということです。