「子どもたちに個々の専門性を」ロボット掃除機 “ルンバ” の社長 教職員対象の講演会《長崎》
大きく変わる社会に対応できる人材を育てるために必要な教育とは何か。
教職員を対象にした有名企業の経営者の講演会が大村市で開かれました。
(アイロボットジャパン 挽野 元 社長)
「想像力をいかに自分でそしゃくして実現しようとするかという、少年少女たちの好奇心というのを刺激し続ける必要がある」
講師は、ロボット掃除機「ルンバ」で知られる「アイロボットジャパン」の挽野元社長です。
講演会は、教職員の資質向上と教育活動の活性化を図ろうと開かれ、県内の教職員や教育関係者ら 約130人が参加しました。
(県教育センター 竹之内 覚 所長)
「私たちが送り出す子どもたちに学びとはどうあるべきかということを考える機会にしたい。本当に社会に必要な資質能力といったものをご教授いただきたい」
少子高齢化が進み、雇用の形は多様化。
不安定な社会情勢の中で「変化の時代」を生きる子どもたちに求められるのは「個々の専門性」だと挽野社長は語りました。
(アイロボットジャパン 挽野 元 社長)
「先を読むのがとても難しい時代の中でどういう風に生きる力をつけさせていくかというところがとても大事なことなのではないか」
講演の内容は、19日から県教育センターのホームページから視聴できるということです。