あなたの症状はどれ?長崎県内で流行中の感染症まとめ インフルエンザ以外も警報レベルに《長崎》
いま、長崎県内で流行している感染症についてまとめました。
いずれも、38度以上の発熱を伴う感染症です。
まず、猛威を振るっているインフルエンザです。
頭痛、全身の倦怠感、関節痛、筋肉痛などの症状が比較的早く現れるのが特徴で、普通の風邪と同じように鼻水や咳などの症状も見られます。
続いて、「アデノウイルス」が原因で発症する咽頭結膜熱も、子どもを中心に増えています。
主な症状は頭痛、のどの痛み、目の充血のほか、5日前後まで長続きする高熱も特徴です。
次に、A群溶結性レンサ球菌咽頭炎。
「溶連菌」の略称でも知られていて、全身倦怠感、のどの痛みのほか、舌が腫れて表面にいちごのようなブツブツの赤みができることもあります。
最後にウイルスや細菌に感染して発症する「感染性胃腸炎」ですが、いまの時期多いのはノロウイルスの感染です。
下痢、腹痛のほか嘔吐などの症状も見られます。
県感染症情報センターは、
場面に応じたマスク着用や手洗い、換気、3密の回避など感染対策に努めるよう呼び掛けています。