軍艦島にちなみ目指せ!480メートル「長崎軍艦大作戦」長崎の魚で軍艦巻きの世界記録に挑戦《長崎》
長崎のおいしい魚を使った「すし」で、世界記録に挑みました。
長崎市のすし店が企画して行われた “軍艦巻き” の長さ世界一を目指すイベント。
結果はどうだったでしょうか。
(子ども)
「おさしみ、入れるぞ~」
子どもも大人も、真剣な表情で “軍艦” を作ります。
(参加者)
「きれいに入れるのが楽しい。早く食べたい」
20日午後、長崎市の出島メッセ長崎で約350人が参加した「長崎軍艦大作戦」。
県産の食材を使用した軍艦巻きを1万貫並べ「世界一長いすし」を目指す挑戦です。
これまでギネス記録に認定された世界一長い寿司は、富山の「ます寿司」を並べた「437メートル」。
今回は、軍艦島の南北の長さにあたる “480メートル” 並べることで記録更新を目指します。
企画したのは、長崎市葉山のすし店「握りのはやし」の林 健一 代表取締役です。
実はこの企画、2度目のチャレンジ。
(握りのはやし 林 健一 代表)
「朝方にかけて、風が強くなりすぎて中止を決断した」
去年11月、目の前に軍艦島を望む高浜海水浴場で挑戦したものの、強風のためイベントは中止に。
今回、天候の影響を受けない屋内でリベンジです。
使うネタは、ヒラスにタイ、シマアジなど、ほとんどが県産。
その場でさばかれるマグロに、子どもたちも興味津々です。
一つひとつ手作りしたすしを並べ、すき間がないように最終チェック。
(握りのはやし 林 健一 代表)
「もう1回挑戦させてもらったことにも感謝している。リベンジ。あとは結果がどうなるか」
米210キロ、すしネタ105キロを使った、なんと1万貫もの軍艦巻きが揃い、いよいよ計測です。
結果は…
(計測員)
「485.72」
(握りのはやし 林 健一 代表)
「今回の皆さんが作っていただいた軍艦巻きの長さは、485メートルでした」
(参加者)
「わ~!おめでとう!」
早速、みんなで1万貫の軍艦巻きを試食です。
(参加者)
「おいしい」
(参加者)
「子どもたちが一番楽しみにしていたので、連れてきて良かった。長崎のおいしい魚最高」
(参加者)
「めっちゃおいしい!みんなで目指せて楽しかった」
(握りのはやし 林 健一 代表)
「あんまり大変だとは思わない。好きでやっているので。ただ眠いのと、酒飲みたい。きのうから飲んでない」
軍艦島を超えるすしで、心もおなかもいっぱいになった参加者たち。
後日正式な申請が行われ世界記録として認定される予定です。
(握りのはやし 林 健一 代表)
「やれるだけのことはやったかな。まだ挑戦したい」