「頼りにされる看護師に」県央看護学校で入学式 制度変更 “准看護師” 資格なくても入学《長崎》
地域医療や福祉の現場で活躍できる看護師となることを誓います。
諫早市の県央看護学校で入学式が行われました。
入学したのは、国家資格の「看護師」を目指す18歳から34歳までの40人です。
(誓いのことば 松尾 優理さん)
「患者に寄り添い、さまざまな方と協力できる看護師になれるよう、日々努力することをここに誓う」
県央看護学校は去年まで、病院で診療補助を行う“准看護師”の資格を持っている人を入学の対象にしていましたが、人材不足を理由に制度を変更。
今年度から資格を持っていない人が入学できるようになり、課程は2年から「3年」になりました。
式では、満岡 渉校長が「看護師は人の役に立ち、感謝されることを実感できる職業。夢に向かって一緒に頑張っていこう」と激励しました。
(岩﨑 恭吾さん)
「父が看護師で、自分も看護師になりたいと思った。優しくて頼りにされる看護師になりたい」
(今田 美優さん)
「患者さんに安心した医療を届けられる、信頼される看護師を目指したい。救急の看護を一生懸命勉強したい」
新入生40人は、基礎知識を学びながら、約3か月後に病院での初めての実習に臨みます。