身近なボランティア『はたちの献血キャンペーン』県内の10代20代は10年前と比べ4割減少《長崎》
若者に献血を呼びかけるキャンペーンが9日、長崎大学で行われました。
献血する人が少ない時期に、輸血用血液の安定供給につなげる取り組みです。
(呼びかけ)
「協力お願いします」
長崎大学文教キャンパスで行われた「はたちの献血キャンペーン」。
若者に献血を呼びかけ将来も継続して協力もらいたいと、県赤十字血液センターが毎年行っています。
県内の10代から20代の献血者数は、10年前と比べて4割減少しているそうで、特に冬の時期は寒さの影響で外出する人が少ないなどの理由から、減少傾向にあるといいます。
(県赤十字血液センター 献血推進課 永井 知美主事)
「高齢化の影響もあり、10代や20代の献血者は特に減少傾向にある。献血は身近にできるボランティアなので、なかなかボランティアに参加したことが無くても献血に協力してもらえたら」
若者の献血離れが進んでいることから、レトルト食品やお菓子などをプレゼントして協力を呼びかけます。
(大学1年生)
「3回目。毎回、(献血後に)結果が送られてくるので、自分の健康を知る上でもいい」
(大学4年生)
「4回目。献血の使える期間が結構少ないのを聞いて、常にやっていく必要があると思っている」
『はたちの献血キャンペーン』は、来月末まで行われ、長崎市や諫早市でも協力を呼びかけるということです。