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五島の初冬の風物詩『かんころ』作り始まる 12月からはかんころ餅も【長崎】

2023年11月20日 20:08
五島の初冬の風物詩『かんころ』作り始まる 12月からはかんころ餅も【長崎】

五島市では初冬の風物詩とも言われる“ゆでかんころ”作りが11月上旬から始まりました。

薄く輪切りにしたサツマイモをゆでたあと、天日干しして作る「かんころ」。五島の特産品でもあるかんころ餅の原料となります。

五島市の各地ではゆで干しかんころ作りが今月上旬から始まりました。岐宿町の木戸光良さんも濃厚な甘さが特徴の紅あずまを栽培していて、ゆでた黄金色のイモを木や竹で組んだ干し棚に広げる作業に追われています。

北風に2、3日さらして程よく乾いた“かんころ”は知り合いの和菓子店に卸すほか、12月になると、ついたもち米や砂糖などと混ぜて、島の特産品であるかんころ餅を作り親戚などにおすそわけするということです。