ネコの殺処分が今年度はゼロに “中核市のワースト1位”からの脱却 その要因は?《長崎》
長崎市は、動物愛護管理センターの今年度のネコの殺処分がゼロになる見込みだと発表しました。
(鈴木 長崎市長)
「令和6年度についてはまだ年度途中ではあるが、ゼロとなる見込み」
ネコの殺処分数が、2020年度と21年度、“中核市のワースト1位” となっていた長崎市。
市は、不妊や去勢手術を行う際の費用を助成する事業を進め、2022年には、動物愛護管理条例が施行。
餌やりや動物を飼育などをルール化するなどの取り組みを行いました。
市によりますと、2003年度には4000頭以上だった殺処分数が、今年度は、ゼロになったということです。
(鈴木 長崎市長)
「今後とも殺処分ゼロを継続できるよう、動物愛護ボランティアや地域の皆様と連携を深めながらしっかり取り組んでいく」
県全体の昨年度の殺処分数は68頭で、2029年までに殺処分数ゼロを目指しています。