“事業継続が妥当とする案” 異論出ず「石木ダム建設事業」再評価する2回目の検討委員会《長崎》
県と佐世保市が進める「石木ダム建設事業」を再評価する、検討委員会の2回目の会合が開かれました。
佐世保市で開かれた2回目の検討委員会では、市側から事業の進ちょく状況のほか、石木ダムに代わる別のダム建設や水源の確保など14の代替案について、「実現可能性がない」とする検討結果が報告されました。
その上で「事業を現行のまま継続することが妥当」とする案が示され、委員から異論は出ませんでした。
次回の委員会で答申をまとめ、市は今年度中に今後の対応方針を国に報告する予定です。
石木ダムを巡っては去年、県の公共事業の評価監視委員会で、完成時期を7年延期、2032年度末とすることや、総事業費を当初の計画から1.5倍となる420億円に変更する方針が承認されています。
最終更新日:2025年2月17日 20:04