うそのSNSメッセージで3100万円だましとられる 佐世保市の60代女性ニセ電話詐欺被害《長崎》
投資の取り引きを装ったうそのSNSのメッセージで、佐世保市の60代の女性が3000万円あまりをだましとられるニセ電話詐欺の被害がありました。
県内では、ニセ電話詐欺の被害額が、去年と比べて大幅に増加しています。
警察によりますと、被害に遭ったのは、佐世保市の60代の自営業の女性です。
今年8月下旬以降、「有名な株投資家」を名乗る人物から、通信アプリ「LINE」のオープンチャットに招待され、「金の売買で利益を得られる」などとするメッセージが届きました。
信じた女性は、11月初旬までに指定された口座に12回にわたって、あわせて3100万円を振り込みだましとられたということです。
県内では、11月末時点で、ニセ電話詐欺の被害額が2億8000万円あまりに上り、去年の同じ時期よりおよそ9000万円増えています。
警察は、LINEでのうそのメッセージによる被害が多発しているとして注意を呼びかけています。