受験に向けて"喝"! 1か月後の大学入学共通テストへ予備校生たちが寺で座禅会《長崎》
いよいよ受験シーズン。来年1月の大学入学共通テストまで13日で、あと1か月となりました。
受験に向け、集中力を高めて備えようと予備校生たちが座禅会に臨みました。
長崎市の曹洞宗の寺「晧台寺」。
集まったのは予備校生およそ40人です。
(晧台寺 宮崎侯基 維那)
「受験勉強とかでストレスがいっぱい溜まっているのでは。自分自身の本来持った穏やかな心の方向できょうはゆっくりゆったり座ってほしい」
「座禅会」は精神力、集中力などを高めて、本番に備えてもらおうと北九州予備校長崎校が開いていて、去年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの実施です。
気持ちの整え方を教わった上で、座禅を組む生徒たち。
集中できないときは、座禅を組む人を励ますために行われる警策を受けます。
およそ30分間行われた座禅会。
予備校生たちは1か月後に迫る本番に向けて気持ちを新たにしたようです。
(予備校生)
「集中していなかったと思ったので、叩いてもらって気を引き締める思いで(警策を)してもらった。今年こそは合格できるように、残りの時間頑張って勉強していきたい」
「心を整える、落ち着けるという意味で(座禅は)きっと役に立つと思う。実力以上は出せないという話を(住職に)してもらったので(実力を)発揮できるようにコンディションを整えていきたい」
大学入学共通テストは、来年1月13日、14日に実施されます。