介護の “魅力ややりがい” アピール「介護のしごと魅力伝道師」県が新たに10人認定《長崎》
介護に携わる人材を増やすため、子どもたちに仕事の魅力を伝える「伝道師」として、新たに10人が認定されました。
(伝道師)
「介護の仕事に入ってみて働きながら資格を取れる。何も資格を持ってなくても働いてから取れます」
県が認定する「介護のしごと魅力伝道師」。
児童や生徒に仕事の魅力ややりがいを伝える活動を行っていて、県内の介護施設や事業所の若手職員を中心に 37人が活動しています。
(ながよ光彩会(伝道師1期生) 原田 竜生さん)
「感謝される仕事だ、素晴らしい仕事だ、と言ったところでやっぱり響かない。奥深い魅力を語れるようにならないと (相手の心に)刺さらない」
今年度は、6期生となる10人が研修に参加し、自己紹介や仕事について説明するスライドを作成しました。
(研修生)
「イラストや写真を多めに入れているのが、うらやましい」
(伝道師)
「地図を見せてあげると『ここね』って。『ここ原城だ』と。どれだけ(聞く人の)緊張を和らげることを早くできるか」
また 先輩伝道師からアドバイスを受け、子どもたちを飽きさせずにプレゼンする方法を学びました。
(伝道師6期生 池田 くるみさん)
「緊張したが、今後 人前で発表する機会が多くあると思うので、いい経験になった」
(伝道師6期生 久松 希美さん)
「普段 伝えるということをすることがない仕事だが、これで魅力を伝えて小学生や中学生や高校生に、少しでも介護の魅力が伝われば」
認定証を受け取った6期生10人は、今後 学校の講話などで介護の仕事について伝えていくということです。