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「今一番、何をしたいか考えて」パリパラ車いすバスケ女子 江口侑里選手 母校にがい旋《長崎》

2024年10月23日 20:00
「今一番、何をしたいか考えて」パリパラ車いすバスケ女子 江口侑里選手 母校にがい旋《長崎》

長崎市の長崎女子商業高校にやってきたのは…

パリパラリンピック、車いすバスケ女子日本代表の江口 侑里選手 24歳です。

母校に凱旋し、報告会に参加しました。

(車いすバスケ女子日本代表 江口 侑里選手)
「8か国中、日本は7位という悔しい結果だったが、最後までチーム全体で頑張って戦い抜けた」

病気の影響で、幼いころから左半身にまひのある 江口選手。

日常生活にそれほど支障はなく、高校時代はバスケットボール部に所属していました。

高校2年生で車いすバスケを始めると、みるみる頭角を現し、2年前からは日本代表として活躍。

初めてのパラリンピック出場を果たしました。

(車いすバスケ女子日本代表 江口 侑里選手)
「私の場合、障害が他の人と違って左手と左足にあるので、私が入った時のプレーが、チーム全体で決めたプレーと全く違う戦術になってしまう」

(車いすバスケ女子日本代表 江口 侑里選手)
「今、自分の立場がどういった立場かを理解した上で、スキルを上げるために練習していこうと切り替えた」

後輩たちに対しては…

(車いすバスケ女子日本代表 江口 侑里選手)
「今一番、自分が何をしたいかっていうのを考えれば、おのずと目標に近づいていくと思うので、今自分がやりたいことを一生懸命やればいいと思う」

(生徒)
「江口選手が日本代表として頑張っている姿を見て、私たちもチームで一丸となって頑張っていきたいと思った」

次に見据えるのは、4年後のロサンゼルス大会。

メダル獲得を目標に、努力を続けていきたいと意気込みました。