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優勝候補筆頭 “長崎日大” 初戦の相手は上五島「高校野球県大会」2回戦の結果は?《長崎》

2024年7月18日 17:20
優勝候補筆頭 “長崎日大” 初戦の相手は上五島「高校野球県大会」2回戦の結果は?《長崎》

夏の高校野球県大会は、18日から2回戦が行われ、8試合すべてにシード校が登場しました。

スポーツパークいさはやの第1試合では、優勝候補筆頭の長崎日大が初戦に臨みました。

今シーズン、県内の主要大会で3冠、14年ぶりの夏の甲子園を目指す長崎日大に、1回戦は二桁得点でコールド勝ち、勢いに乗る上五島が挑みました。

1回、後攻の長崎日大は2アウトからの連打で2塁・1塁として、5番三丸選手のセンター前へのタイムリーで先制点を奪います。

追う展開となった上五島は、2回表、2アウト2塁・1塁と得点圏にランナーを進めますが、8番羽田選手が三振に倒れ無得点。

続く2回裏、今度は長崎日大が2アウトながら3塁2塁のチャンスを迎えます。

ここは上五島のエース江口 投手が三振を奪いピンチを切り抜けると、その後も要所を締めるピッチングで追加点を与えません。

しかし、試合中盤から長崎日大が第1シードの力を発揮します。

6回裏、相手の守備のミスで1点を追加すると、8回裏には連続スリーベースなどで5対0。

なおも2アウト満塁として打席には、3番のキャプテン加藤選手。

ライトへの会心の当たりが長打となり、2人のランナーが返った時点で7点差。

長崎日大が、8回コールドの貫禄勝ちで3回戦進出を決めました。

(長崎日大 加藤太陽主将(3年))
「初戦が大事だとずっと言っていて、全員の力で勝ち切れたのはこれから(優勝まで)あと4回勝たないといけないけど、その上で勢いがついた試合だった」

その他の試合、長崎市「ビッグN」の第1試合では、優勝候補の一角で第2シードの海星が敗れる波乱がありました。

鹿町工業が金星を挙げています。

そのほか、瓊浦と長崎総大附属のシード校がそれぞれ勝ちました。

「スポーツパークいさはや」の第2試合では創成館、第3試合では7年ぶりの甲子園を目指す波佐見がシード校の鎮西学院を破りました。

「佐世保野球場」では、シード校が順当勝ち。

九州文化学園と大崎が3回戦にコマを進めています。

19日も2回戦8試合が行われます。

「ビッグN」の第2試合には、3年ぶりの甲子園を目指す長崎商業が登場。諫早と対戦します。

「スポーツパークいさはや」の第1試合では、1回戦で劇的勝利を収めた五島と五島海陽の連合チームが島原中央と対戦します。

「佐世保野球場」は、壱岐が長崎南山と、大村工業が佐世保工業との対戦が予定されています。