“元気な掛け声と連携” 目指すは日本一!長与の小学生ソフトボール全国大会へ《長崎》
30日に開幕するソフトボールの全国大会に出場する長与町の小学生チーム。
“全員主役”がモットー。初出場で、初優勝を目指しています。
元気な掛け声と、連携抜群のチーム一丸となったプレーが持ち味です。
長与町の小学生ソフトボールチーム「長与ボンバーズ」。
10月の県予選で準優勝し、30日から始まる春の全日本小学生大会に出場します。
町内5つの小学校から33人が所属。
「全員主役」をモットーに大会に向け、練習に励んでいます。
チームの中心は、エースの永瀬 琥太郎選手とキャプテンの佐野 優心選手。
永瀬選手は、ほぼ1人で県予選の5試合を投げ切りました。
ストレートとチェンジアップの緩急をつけた投球が魅力です。
(永瀬 琥太郎選手)
「制球力をもっと良くして、いっぱいストライクが取れるように頑張りたい」
その永瀬選手をリードするのが、佐野選手。
キャッチャーとして、相手の体格や特徴を見極め、配球を組み立てます。
(佐野 優心選手)
「大きいバッターだと低めが打てない子が多いので、低めを意識して投げてもらっている。いいバッターだと、ボール球を活用して振らせるとか意識している」
攻撃の中心は打撃センスあふれる 4年生の佐野 優月選手。
去年夏に猛練習を重ね、小柄ながらミートだけでなく長打力も磨きました。
(佐野 優月選手)
「打てるようになったからうれしい。(大会では)フェン直(外野フェンス直撃のヒット)を打ちたい」
(監督の指導)
「基本、高くなっている。集中せんば。ケガするぞ。しっかり声出して」
チームを率いる吉田 星也監督は、互いのプレーをカバーする「声かけ」を大切にするよう指導。
練習での一つ一つの動きが、試合の時にいかされると子どもたちに伝えているそうです。
(長与ボンバーズ 吉田 星也監督)
「試合の展開や負けていても、声を出せばなんとかなるというものが分かるようになってきて、最近では自分たちで声を出して試合ができていると思う。“何事にも挑戦する” そういう気持ちを持って全国大会に挑んでもらいたい」
(佐野 優心選手)
「みんなを引っ張っていって、元気づけるところをがんばる」
(永瀬 琥太郎選手)
「1戦1戦勝って優勝したい」
全国の舞台での最高成績は、長崎で5年前に開かれた大会でのベスト8。
今回の大会は、初出場で“初優勝” を目指しています。
モットーは「全員主役」。思いを一つにして大会に臨みます。
(全員)
「がんばるぞ!オー!」