「電気料金」補助金減額により10月から実質的に値上がり 手軽に電気代を抑えられる方法を紹介
10月から実質的に値上がりとなる「電気料金」について、政府は、暑い夏を乗り切るために8月から10月までの3か月間、電気料金を補助する「酷暑乗り切り緊急支援」として利用料金の補助を行っていて、8月と9月使用分は一般家庭の場合1kWhあたり4.0円となっています。しかし、10月使用分は1kWhあたり2.5円の補助となり1.5円分の減額、実質的な値上がりとなります。
中国電力によりますと、一般家庭が利用する標準的なコースで、390円の値上がりが考えられるということです。11月使用分からは、この補助もなくなります。少しでも省エネをしたい、ということで家電量販店で、お得に使える省エネ家電を取材しました。
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取材に訪れたのは、鳥取市内の家電量販店。手軽に電気代を抑えられる方法を聞きました。
ケーズデンキ 中尾健明さん
「LED電球に交換していただくというかたちになります。電気代が8分の1くらいになりますし、寿命も10倍くらいもちますので」
白熱電球から、LED電球に交換することで、電気代は抑えられ、1年間で3000円程度安くなるということです。電球は長期間使用するため、早めの交換が家計の負担を抑えてくれます。また、残暑が長引き、使用する機会が多くなっているのがー。
ケーズデンキ 中尾健明さん
「エアコンですね。家庭の電気代の2割から3割くらい占めるといわれてまして、これから暖房の季節にもなります」
暖房器具としても利用されるエアコンは、ほぼ1年中使用することも。エアコンも、省エネ性能が高い機種があるといいます。
ケーズデンキ 中尾健明さん
「スタンダードな機種が電気代(10畳用・年間)大体2万5000円くらい、一番最上位機種、ハイグレードモデルは省エネタイプになっておりますので、電気代が2万円くらいと非常に安くなっております」
補助金の減額により10月以降は現在よりも負担が増える電気代。電気を付けっぱなしにしないなど、日頃の生活を気を付けることも節約の大切なポイントです。