全国高校男子駅伝で5回の優勝・福岡県の私立「大牟田高校駅伝部」 ほとんどの部員が鳥取城北高校に転校へ 赤池健氏の指導を受けるためとみられる
全国高校男子駅伝で5回の優勝を誇り、2024年も準優勝した福岡県大牟田市の私立「大牟田高校」駅伝部のほとんどの部員が4月から鳥取県の鳥取城北高校に転校する見込みであることが分かりました。
大牟田高校によりますと、4月、駅伝部の1年、2年生19人のうち16人がヘッドコーチである赤池健氏の指導を受けるため、鳥取城北高校への転学願を担任に提出しています。残る3人のうち、2人も転校の意思があり、1人は転学願の提出はないとみているといます。
大牟田高校の駅伝部をめぐっては、2023年4月当時監督だった赤池健氏が部員に対して平手打ちなどの体罰を行っていたことが発覚し、退職願を提出。しかし、部員や保護者の要望を受ける形で、学校は、部活のみを指導する「部活動指導員」として赤池氏を復帰させています。
赤池氏は2025年1月末に退職願を提出、3月末で退職し4月から鳥取城北高校に移るのではないかということです。学校側は現在、転学願を提出した部員の保護者に電話で転校の意思を確認したあと部員の転校を認めるといいます。
なお、鳥取城北高校は日本海テレビに対し「状況が把握できていないので答えられることがない」と回答しています。