島根県で公立高校の一般入試始まる 推薦入試の規格変更を受け一般入試の受験者数は過去最少 県西部の高校は津和野高校以外すべて定員を下回る結果に
島根県では、3月5日から2日間の日程で公立高校の一般入試が始まりました。
3月5日は、38の高校で試験が行われ、このうち島根県立松江北高校では約250人が国語・数学・社会・英語・理科の5教科の学力検査に臨みました。
島根県では今年度から、1月中に行われる推薦入試が、自己推薦による総合入学者選抜へと変更となり合格枠も拡大されたため、一般入試の受験者数は2585人と過去最も少なくなりました。島根県教育庁によりますと、出願者数別に最も競争率が高いのは松江工業・機械科の1.47倍で、つづいて出雲高校・普通科が1.27倍、松江工業・情報クリエイター学科の1.24倍などとなっています。
一方で県西部の高校は、島根県立津和野高校以外すべて定員を下回っていて、吉賀高校では一般入試の定員24人に対し、出願者は0人と教育環境の維持が厳しさを増しています。
試験は明日に面接が行われ、3月14日に合格者が発表される予定となっています。なお、鳥取県立高校の一般入試は、3月6日・7日に行われます。