×

衆議院選挙公示 立憲と自民の前職と共産の新人が三つどもえの選挙戦 鳥取2区

2024年10月15日 18:22
衆議院選挙公示 立憲と自民の前職と共産の新人が三つどもえの選挙戦 鳥取2区
10月15日に公示された衆議院選挙。12日間の選挙戦がスタートしました。山陰両県4つの選挙区に12人が立候補しています。このうち鳥取2区に立候補したのは届け出順に

〇立憲民主党の前職・湯原俊二 候補

〇自民党の前職・赤沢亮正 候補

〇共産党の新人・福住英行 候補

以上の3人です。

立憲民主党の前職・湯原俊二氏は鳥取県米子市のだんだん広場で約200人の支援者を前に第一声をあげました。

湯原俊二 候補
「私は企業団体献金を受け付けておりません。今日までも政治資金パーティーを開いたこともありません。自民党二階元幹事長5年間で50億円、領収書なしで使ったといわれる、バラまいたといわれる制作活動費も受け取ったこともありません。改めてこうした政治と金の問題、脱税の容疑がかかるような金まみれの政治を変えていかなければならないと考えます」

このほか、所得間格差の是正を訴え、政治を変えるためには政権交代が必要だと呼びかけました。

◇ ◇

自民党の前職で石破内閣では経済再生担当大臣を務める赤沢亮正氏。米子市公会堂前で約600人の支援者を前に第一声をあげました。

赤沢亮正 候補
「人手不足対策、そして賃上げ。2つ目が本気の防災省、事前防災。3つ目が本気の女性活躍、女性参画その3つの本気で日本を変えていきたいと思っています。この鳥取県から日本を変えていく、鳥取県からの地方創生、県民所得を上げ、人口流出を止め、そして東京一極集中を是正をする、この鳥取県から日本を変えていく力を私に与えてください」

赤沢氏はこれまで6期連続で当選。今回は大臣として別の候補の応援も行うため、地元の人たちの力を借りて選挙戦を乗り切りたいとしています。

◇ ◇

共産党の新人・福住英行氏は米子市の事務所前で集まった支援者約40人を前に第一声をあげました。

福住英行 候補
「企業からの献金で大企業さえ儲かればいいという自民党政治。大本から正そうではありませんか。消費税は5パーセントに減税、インボイス廃止、税金は大企業や大金持ちにもうけにふさわしい負担を求めれば、年金の引き上げ、社会保障の充実、教育費の負担軽減、そうした財源は十分作れます」

このほかにも価格補償と所得補償で農業を守ること、そして平和な世界をつくることなどを訴えました。

衆議院選挙の投開票は10月27日に行われます。