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1人1泊200円を徴収する「宿泊税」導入へ 免除する基準を「5000円未満」とする基本方針示す 市議会の11月定例会に「宿泊税条例案」として提出 島根県松江市 

2024年9月26日 19:38
1人1泊200円を徴収する「宿泊税」導入へ 免除する基準を「5000円未満」とする基本方針示す 市議会の11月定例会に「宿泊税条例案」として提出 島根県松江市 

島根県松江市が導入を目指している「宿泊税」について、松江市議会の全員協議会で9月26日、宿泊税を免除する基準を「5000円未満」とする基本方針案が示されました。

松江市は、観光財源を確保するため来年度から修学旅行などを除き、松江市内での宿泊に対し1人1泊200円を徴収する「宿泊税」の導入を目指しています。観光関係者などでつくる検討委員会では、宿泊税が免除される「免税点」を5000円に設定するのが望ましいとする結論をまとめ、松江市に報告をしていました。

これを受け、松江市の上定市長は、26日に開かれた松江市議会の全員協議会で基本方針案を示しました。それによりますと、宿泊税は従来のまま1人1泊につき200円、免除となる基準は5000円未満とするということです。

松江市 上定昭仁 市長
「たくさんの方に観光に、旅行に来ていただける循環を生み出していかなければならないと考えておりまして、宿泊事業者の皆さまと共に考え、検討を進めていきたいと思っているところでございます」

松江市は市議会の11月定例会に「宿泊税条例」案を提出し、可決された場合は、来年12月以降の施行を目指すとしています。

最終更新日:2024年9月26日 19:38