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出雲と東北を映像でつなぎ黙とう 出雲市民の有志が開催し、今年で8回目 会場では日用品バザーも行われ売上金は能登半島地震復興支援に 島根県出雲市

2024年3月11日 18:09
出雲と東北を映像でつなぎ黙とう 出雲市民の有志が開催し、今年で8回目 会場では日用品バザーも行われ売上金は能登半島地震復興支援に 島根県出雲市

3月11日、島根県出雲市の四絡コミュニティセンターで午後2時46分東北と映像をつなぎ、出雲市民など約20人が黙とうをささげました。

東日本大震災の記憶を伝えて、復興につなげようと出雲市民の有志でつくる「いずもTogether」が2016年からほぼ毎年3月11日に開催し、今年で8回目となります。

能登・東北とともに実行委員長 野津寛延さん
「13年経ちましたが、震災への関心は薄れていきますので、3月11日に東北のことを思い起こしていただいて、防災意識の向上につなげたり、今後のいろんな地域での被災地支援活動につながっていけばという思いで計画実行しました」

11日は、東日本大震災の被災地での復興活動をきっかけに2014年から宮城県に移住した出雲市出身の永田哲也さんが、当時津波に襲われた宮城県亘理町から13年たった今の様子をオンラインで報告しました。

永田哲也さん
「少し前までコロナウイルスの影響もあって、人の集まりとかが制限されてしまったりもありましたけれども、今年あたりから人が顔を合わせやすい生活が戻ってきたところなのかなと感じています」

また、会場では市民などから集めた約1000点の日用品を販売するバザーも行われました。バザーの売上金は日本赤十字社を通じて、「能登半島地震」の復興に役立てられるということです。

訪れた人
「3・11 もともと追悼を現地で行ってたんですけど、(近年は)こちらのほうから追悼に参加するようになりました。いつどこで起きるかわからない。それをちょっとでも知っていただいて心に残して、こうだったなというのが復興に役立てばいいんじゃないかなと思っています」

主催者した「いずもTogether」は、「東日本大震災の記憶を伝えつづけ、能登半島地震など他の地域の震災にも関心を高めることで、地域全体の防災意識を高めていきたい」と話していました。

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