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マグニチュード7.7の大地震が発生した台湾から鳥取空港にチャーター便が到着 地震によるツアーキャンセルは無いものの不安や心配の声 鳥取県鳥取市

2024年4月4日 17:58
マグニチュード7.7の大地震が発生した台湾から鳥取空港にチャーター便が到着 地震によるツアーキャンセルは無いものの不安や心配の声 鳥取県鳥取市

4月3日、日本時間の午前9時ごろ、台湾で発生したマグニチュード7.7の大地震。最大震度6強を観測し、各地で大きな被害が出ました。

こうした中、4月4日、鳥取空港に到着したのは台湾からのチャーター便。ツアー客56人が、県や空港関係者などに出迎えられました。地震直後にやってきたツアー客たち。現地の様子を聞いてみると…。

ツアー客
「かなり揺れました。でもそんなに大きい被害はなかった。不安は当然ありましたけど、キャンセルしたらキャンセル料がかかるので…」

「私は(震源から離れた)台北だったので大丈夫でした。家族や親せきの大半も台北だったから大丈夫だけど、ビルが倒壊するなど被害が大きかったところはとても心配」

自身の家族や自宅などへの被害はなかったものの、不安や心配の声が聞かれました。台湾の旅行会社によると、ツアー客のほとんどは震源から離れた地域の人たちだったため、大きな被害はなく、地震によるキャンセルも無かったということです。

鳥取県国際観光課 藤澤佑介 係長
「地震があってすぐに連絡をして、ツアーができるかどうかとか、会社自体大丈夫かとか連絡して確認させていただきまして、なんとか無事にできたのでほっとしているところです。これ以降も積極的にチャーター便を誘致して、ゆくゆくは定期便化に向けてしっかりやっていきたいと思っております」

台湾で発生した大地震。被害が大きかった地域の一刻も早い復興を祈るばかりです。