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2月の値上げ商品が1000品目越え… 終わりが見えない物価高 物流費や賃金の上昇で値下げ実感はまだ先か

2024年2月2日 19:33
2月の値上げ商品が1000品目越え… 終わりが見えない物価高 物流費や賃金の上昇で値下げ実感はまだ先か

去年から私たちの食卓を苦しめている物価の高騰。一時は落ち着いたかと思われましたがここにきて新たな波がー。

帝国データバンクによりますと、2月に値上げされる食品は、パスタソースなどの加工食品を含む1626品目になる見込みで、去年10月以来、4か月ぶりに1000品目を超えたことがわかりました。

実際にはどのような商品が値上げしたのでしょうか。鳥取県鳥取市のスーパーを訪ねました。

エスマート 田園町店 有澤弘幸 店長
「2月1日からトマトジュースなどトマト関係の商品が値上がりしています。値段が上がるとお客様のほうも『買い控え』というのになりますので、今まで買い上げ点数が10点買われていたのが9点になったりして、非常に点数のほうが下がっている傾向にあります」

主に、世界的な猛暑の影響で不作だったトマトを使った加工食品が値上がりしていると言います。消費者の財布のひもも硬くなる中、こちらの店ではある工夫がー。

エスマート 田園町店 有澤弘幸 店長
「『低価格宣言』といった商品を取り揃えて、毎月1か月間同じ価格で販売していくということを心がけております」

月に一度、その月に低価格で販売する商品を決めたり、低価格設定のプライベートブランド商品を販売したりするなど、消費者が求めやすいものも用意するよう工夫していると言います。

終わりが見えない、物価高。今後の傾向について、専門家はー。

帝国データバンク 情報統括部 藤井俊 部長
「去年の暮れ以降、原材料価格・エネルギー価格もやや落ち着きを見せましたので、値上げの頻度というのは落ち着いてきています」

今年は、原材料高を要因とした値上げが落ち着き、去年よりも、値上げ品目は大幅に減ると予想されています。しかしー。

帝国データバンク 情報統括部 藤井俊 部長
「この春の賃上げがどこまで進むか、というのが一つポイントだと思います。そちらの分を価格に転嫁せざるを得ないということで、すぐに値下げということにはならず、逆に少しの値上げということも考えられます」 

今年の春から運転手の時間外労働に関する規制が強化される『2024年物流問題』。物流費の上昇や賃金の上昇が物価にも影響を及ぼすため、大きな値下げは実感できないのではないかと指摘しています。

ようやく出口が見えてきたかと思われた値上げ問題。値下げを実感できるのは、まだ先のようです。