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ドバイで開かれた国連の気候変動会議「COP28」 鳥取の派遣学生が活動報告会 脱炭素の取り組みについて約15分のプレゼンテーション 鳥取県鳥取市

2024年2月19日 19:22
ドバイで開かれた国連の気候変動会議「COP28」 鳥取の派遣学生が活動報告会 脱炭素の取り組みについて約15分のプレゼンテーション 鳥取県鳥取市

去年、UAE=アラブ首長国連邦のドバイで開かれた国連の気候変動対策会議「COP28」。鳥取県から派遣された学生が、鳥取市で報告会を開きました。

鳥取県では、おととし(2022年)からエコライフ構想を打ち出し脱炭素に向けた活動を行っています。こうした中、活動の中心となる若い人材を育てようと去年11月から12月にかけてUAE=アラブ首長国連邦のドバイで開かれた国連の気候変動対策会議「COP28」に鳥取県内の学生3人を派遣。3人は鳥取県の脱炭素の取り組みについて約15分間のプレゼンテーションを行いました。

そして、2月16日、派遣された学生3人が高校生や大学生など約50人を前に現地での活動を報告しました。

横山椋大さん
「小さな地域から変わっていくことで周りに伝播させていくことができる。まさに“脱炭素ドミノ”ができるんじゃないかというのがCOPに行って初めて思ったところ」

三谷菜摘さん
「国が違えばこういう考え方もあるこういう、状況もあるという、何かこう視野が広がったような貴重な経験をさせていただきました」

3人の報告を聞いた参加者はー。

参加者
「きょう参加してみて自分のしたい街づくりなどに関して脱炭素といった視点を持って取り組みたいと感じました」

「学生でつながって地域に働きかける、全体に働きかけるというところはとてもやってみたいと思いました」

この報告会では、鳥取県内の高校生や大学生を中心に脱炭素に取り組む「学生ネットワーク」の立ち上げも決まり、今後も学生たちが脱炭素の実現に向け継続して活動していくということです。