「自分は自分のままでいいんだよ」 島根スサノオマジックの谷口選手が長身で悩んだ自らの経験を基に“絵本”を制作 園児に読み聞かせ
島根スサノオマジックの谷口大智選手が島根県松江市内の幼稚園を訪問し、自ら制作した絵本の読み聞かせを行いました。
育英北幼稚園の園児に拍手で迎えられた谷口選手、身長が201cmの長身選手です。谷口選手が制作した絵本は、動物たちがそれぞれの個性を生かしてバスケットのゴールを目指すという話。実は谷口選手の経験が基になっています。
島根スサノオマジック 谷口大智 選手
「小学校6年生の時に身長が190cmあってですね。憎たらしいとか色々言われまして。僕自身がほかの子とチームメイトと一緒にバスケットを頑張ってるだけなのに、なんでそんなに言われなきゃいけないんだろうなとすごく悩んだ時期がありました」
そうした経験から個性の大切さを伝えようと作ったのが、絵本「はいるかな」。
11月27日は谷口選手が園児たちに読み聞かせを行いました。
「鳥さん鳥さん、入るかな?せーの!パタパタパタ 入った!キリンさんなら入るかな?せーの!ずっぼーん入った!」
絵本の後に子どもたちへのメッセージも。
島根スサノオマジック 谷口大智 選手
「みんなそれぞれ飛べる翼をうらやんだり、小さな自分を悲しんだり、そんな必要は全然ないのです」
そして、3歳以上の園児約70人にこの絵本がプレゼントされました。
園児
「お父さんとお母さんに本読んでもらう」
島根スサノオマジック 谷口大智 選手
「自分は自分のままでいいんだよ。自慢の息子、娘なんだからって。子どもたちがしっかりとメッセージ受け取りながらも保護者の方も受け取ってくれればなって思います」
谷口選手が制作した絵本は大手通販サイトや地元の書店で購入できるということです。