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年々手口が複雑化する特殊詐欺 被害防止に向けて米子警察署は4団体と連携する委嘱式 鳥取県米子市

2024年9月17日 18:50
年々手口が複雑化する特殊詐欺 被害防止に向けて米子警察署は4団体と連携する委嘱式 鳥取県米子市

依然として特殊詐欺の被害が後を絶ちません。
米子警察署は、特殊詐欺被害防止に向けて4団体と連携することになり9月17日に委嘱式が行われました。

架空料金請求詐欺をはじめとする特殊詐欺。その手口は年々複雑巧妙化していて米子警察署管内でも今年の被害件数は、去年の同じ時期に比べて8件多い20件。その被害総額は、2025万円にも及んでいます。このため特殊詐欺被害防止に向けて防犯指導や啓発活動などを連携して行う団体を2015年から毎年委嘱しています。

17日は、委嘱式が行われ土井田淳署長から「NPО法人コミュニティネット山陰」や「株式会社丸合」など4つの団体の代表者に委嘱状が手渡されました。

コミュニティネット山陰 大久保舜吾 理事長
「皆さんが消費者知識を身に付けていただきければ大変ありがたい。それによって防犯力みたいなものが上がっていくのでないかと期待して活動しています」

米子警察署 西畑貴博 生活安全課長
「警察と連携して多くの方に啓発広報して犯罪が一つでも減るよう連携していきたい」

委嘱された4団体は17日から1年間、特殊詐欺被害防止協力団体として活動を行うことになっています。

最近の特殊詐欺は、投資関連や国際ロマンス詐欺など若者層にも被害が広がっていて幅広い層に対しても注意を呼びかけています。

最終更新日:2024年9月17日 18:50