「訓練はとても大切です」 日々の成果を発揮!消防救助技術大会 鳥取県
日頃の訓練の成果を発揮します。6月5日、鳥取市で消防隊員が救助技術を競う大会が行われました。
6月5日、鳥取市の東部消防局で行われた消防救助技術大会。鳥取県東部にある5つの消防署から61人の隊員が参加したこの大会は、基本的な救助技術や精神力を身に付け、市民の期待に応えられる消防隊員を養成するために毎年行われています。
大会では垂直に立てられた15メートルのはしごをのぼる「はしご登はん」や2つの塔の間に水平に張られた20メートルのロープを往復する「ロープブリッジ渡過」、4人1組で塔の上にいる要救助者を救出する「ロープブリッジ救出」など、合わせて5つの種目でその安全性と所要時間を競います。
今年1月の能登半島地震では、東部消防局から12日間で101人が派遣され、安否確認などの活動を行っていて、隊員たちは日々の訓練の重要性を実感したといいます。
鳥取消防署 吉方出張所 清水瑛介 消防士
「日頃の訓練から1つ1つ今日はここを良くしようとか、一歩一歩積み上げていくというのを意識してやっています。(市民の人に)やっぱり頼りになるなと思ってもらえたらうれしい」
八頭消防署 居川凛 消防士
「いつ何があるかわからないので、訓練はとても大切です。私はいつも本番のように訓練を しています。やっぱり男性に負けないように。来年は中国大会に出ます」
5日の大会で優秀な成績をおさめた隊員は、6月下旬の県大会と7月の中国大会へ出場するということです。