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アルコール検知器の使用期限に注意 飲酒検査義務づけからまもなく1年 正常に作動するアルコール検知器の使用を 鳥取県

2024年9月18日 18:58
アルコール検知器の使用期限に注意 飲酒検査義務づけからまもなく1年 正常に作動するアルコール検知器の使用を 鳥取県

9月21日から秋の全国交通安全運動がはじまります。飲酒運転による事故が全国でも相次ぐ中、アルコール検知器を使った飲酒検査について注意しないといけないことがあるんです。

日常生活の中で車が欠かせない山陰地方。2023年12月から白ナンバーの社有車を一定数持つ事業者を対象に仕事で車を運転する前後、アルコール検知器による飲酒検査が義務づけられています。施行されてまもなく1年。去年からこの検査を導入した鳥取市の企業を訪ねてみると。

社員
「お酒は控えるようになりました。 検知器で数値がでたら運転できないんで、仕事の支障になるのでそのへんは気をつけています。 もう日課として浸透していると思います」

ガスやハウジング事業などを行うこちらの企業では約200人いる社員のうち半数以上が仕事で車を利用します。

日ノ丸産業 財務課 井上修司 課長
「(アルコール検査は)ほぼ毎日 アルコール検知があるということで平日とかはあまり深酒とかはしない意識になっているんじゃないかとは思う」

今や当たり前にもなっているアルコール検知器での飲酒検査ですが、実は注意しないといけないことがあるんです。それがー。

鳥取県警 交通企画課 仲倉太一 課長補佐
「アルコール検知器には使用期限があるということ」

メーカーによって違いはありますが、使用回数や使用年数に制限があり限度を超えてしまうと正しく作動しないことがあるといいます。最近では事業所だけではなく個人で使用する人も増えているため注意を促します。

鳥取県警 交通企画課 仲倉太一 課長補佐
「一般の方もお酒を飲んだら運転しない、運転させないというのを徹底していただきたい。事業所にあるアルコール検知器の使用期限をもう一度しっかり確認していただいて故障がない、正常に作動するアルコール検知器を使用してもらいたい」

車社会の山陰地方。知らなかったが思わぬ落とし穴とならないよう1人1人の意識と確認が重要です。

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