難易度MAX!りんごだらけの「ルービックキューブ」 得意なアナウンサーでも苦戦!?(2023年8月放送)
おととし県がSNSで公開して大きな反響を呼び、いわゆる‘バズった’こちら!パズルゲームの「ぷよりんご」。
実は今、同じ「りんご」に関する「あるもの」で、再び新しいムーヴメントが起きそうなのです。
★伊東幸子アナウンサー
「ぷよりんごが全国的に話題になった、こちら観光企画課で、何やらまたおもしろいものが生まれたんだそうです。おじゃましてみます。」
★「それを作ったのはどなたですか?」
★「はい、あちらに座っている青い服のショートカットの女性で三上主査と言います。」
★「あ、あの方なんですね!」
その三上さんに伺うと…、
★伊東アナウンサー「三上さんはいったい何を作っちゃったんですか?」
★県観光企画課まるごとあおもり情報発信グループ 三上悠維 主査
「はい、こちらのアオモリックキューブです!」
そう、こちらはご覧の通り りんごの「ルービックキューブ」、その名も「アオモリックキューブ」です。現在はまだ試作段階で、世界にたった一つの試作品第1号です。
★三上主査
「これはですね、青森県の赤りんごを6種類選んで、6面にプリントしたルービックキューブになります」
6つの面は代表的な品種「ふじ」「紅玉」「世界一」「ジョナゴールド」「千雪」に、少し珍しい品種の「ピンクむつ」です。なぜ、作ろうと思ったのでしょうか?
★三上主査
「ひとことで赤りんごと言っても、いろいろな個性があるなということに気付きまして、点々が大きいものとか、しまのあるものとか、これはもうルービックキューブとして成立するんではないかなと…、それくらい見た目でも個性があるなということから作りました。」
県観光企画課は、今月から公式のSNS上でこの「アオモリックキューブ」を紹介していて、4万再生を超える注目を集めています。そして、やはり気になるのはその難易度。
★三上主査
「例えばこの世界一は、このあの縦じまが特徴的なんですけど、この真ん中がこう横じまになってしまうとそろったことにならないということで」
★伊東アナウンサー
「ちゃんとこの筋一つ一つもそろって初めて成功…」
★三上主査
「なので、一般的なルービックキューブよりかなり難易度が高いと思います。」
そこで…
普通のルービックキューブを、なんと1分10秒ほどで完成させる腕前を披露してくれた猪股アナウンサー。
RABいちルービックキューブが得意と豪語する、猪股アナウンサーにチャレンジしてもらうことに…。
★猪股南アナウンサー
「難しそうだよ~、これ~。」
「全部赤いのでどの面からそろえたらいいのか迷いますが…、やってみます!」
猪股アナウンサー、20分近く経過したところで…
★猪股アナウンサー「…ギブアップです。」
「これ、りんごを見分ける目と、りんごの模様をそろえる技術も必要なので、一般的なルービックキューブに比べてかなり難易度が高いと感じました。でも、あと少しあと少しというのが病みつきになってたまらないですね!」
開発した三上さんは、さぞかしルービックキューブが得意かと思いきや…
★三上主査「実は私は一面もそろえられません…」
★伊東アナウンサー「え~!?じゃあ、どうして考えたんですか??」
★三上主査「そうですよね…、まぁおもしろいかなぁ~と思って。」
「アオモリックキューブ」試作品第1号が完成し、SNS上で注目が集まり始める中、三上さんは次の展開も考えています。
★三上主査
「もし皆さんからたくさん反響いただけましたら、皆さんにも何らかの形でお手に取っていただけるような企画を考えていきたい、と思います。」
SNSの発信力を生かし、「アオモリックキューブ」を通じて個性豊かな青森りんごの魅力を県外や世界にももっともっと伝えたいと、若き県職員 三上さんの夢は膨らみます。