子どものスマホはいつから?今や“小学生の5割”が持つ!?トラブルも相次ぐなか親はどのように関わっていくべきか… 【Withいっしょに考えよう】
「1550ニュースレーダーWith」と連動して視聴者のみなさんと1つのテーマについて考えます。
今回は「子どものスマートフォンいつから持たせる?」です。
Withで行ったアンケートでは子どもにスマートフォンを持たせるのは中学生と答えた人が最も多く45%でした。
みなさんは子どものスマートフォンいつから持たせますか?
★街の人は…
母「高校生からですかね」
娘「欲しい ラインしたい」
母「もう持たせてますけど」
娘「3年生です」
母「1年生から持たせています。ネットリテラシーを教えれば早いうちに触っておくことに越したことは無いと思うので」
娘「例えば調べたいことを調べたりゲームをやったりして使っています」
「今やっぱりSNSでいろんな問題あるからきちんと判断できるような年齢の方が良いのかな」
「やっぱり中学校ぐらいかな」
スマートフォンを取り扱うお店ではさまざまな機種が販売されていました。
★auショップ青森東大野 蛯名慶斗副店長
「入学シーズン卒業シーズンというところで3月、4月が一番1年間で多いかなと思います」
「前までだと中学校から高校に上がるタイミングでスマホを購入する方が多かったんですけども、今は小学校から中学校に上がるタイミング 中学校1・2・3年生の方はほとんど持っているかなっという流れにはなってきます」
総務省の調査では、2023年には13歳から19歳では9割近い人がスマートフォンを持っていることが分かりました。
6歳から12歳を見ると10年前は2割程度だった保有率は、2023年にはおよそ5割にまで上がっています。
電話機能のほかにもネット検索やカメラ、SNSを使ったコミュニケーションなどに便利なスマートフォンですが、その一方でトラブルがあるのも現実です。
今年度先月までに県消費生活センターに寄せられた20歳未満の145件の相談のうち、スマートフォンなどのネットゲームに関するトラブルの相談は49件でした。
年代別に見ると小学生による相談が26件と最も多くなっています。
★県消費生活センター 林博美業務部次長
「例えばお母さんが中学生の息子さんにスマホを買い与えました そのときに親御さんのIDをそのまま使わせていたと知らない間に子どもさんがゲームで課金をしていたというのが分かって 数百万に及ぶケースもございました」
「結局自分のお財布からお金が出るわけではないので、お金を使っているという感覚がおそらく無いのではないでしょうかね」
青森市で美容院を営む張山さん家族です。
中学1年生の雅晴さんは小学5年生のときからスマートフォンを持っています。
★中学1年生 張山雅晴さん
「ゲームも出来るし連絡とかも取りやすいし便利です」
元々は雅晴さんが親に迎えの連絡をする手段としてスマートフォンを持たせたのが始まりだそうです。
★父親・張山英和さん
「学校でもスマートフォンを持たせるなっていうことはもう言えないって言っているんですよ。絶対持たせないでくださいって言える状況じゃない だから持つのであればルールを守ってとか、あとは使い方その辺を家族で話し合って使ってくださいっていう風には言っていますので、全く私もそれは同感だと思います」
スマートフォンの各メーカーでは、違法サイトなどに接続出来ないようなフィルターサービスを設けていたり利用時間を制限できるサービスもあります。
親が子どものスマートフォンの利用を見守ることが求められています。
★父親・張山英和さん
「親たちも結局スマートフォンというのはやはりまだ普及して10年くらいなものですから、まだまだ初心者な部分も多いと思うんです。なので一緒に子どもたちと大人も学んでいくっていうのは大事かなと思って」
「スマートフォンを使って逆にコミュニケーションをして良い部分悪い部分っていうものを一緒に学んでいっているっていうことはしています」
その便利さから急激に普及したスマートフォン。
子どもに持たせる際には親も積極的に関わっていくことが大切です。