小型ジェット機「ホンダジェット」の生みの親 弘前市出身の藤野道格さんが三沢航空科学館を訪問
航空技術分野で貢献した人をたたえる賞を受賞した小型ジェット機「ホンダジェット」の生みの親、弘前市出身の藤野道格さんが機体が展示されている三沢市を訪れました。
三沢航空科学館を訪れた藤野さんはことし5月、航空技術の進展に貢献した人をたたえる「ダニエル・グッゲンハイム・メダル」を日本人として初めて受賞。受賞を祝して大柳館長から花束が贈られました。ホンダジェットは主翼にエンジンを配置し広い室内が特徴で、三沢航空科学館に展示されているのは最初に製造された実験機です。藤野さんは訪れた子どもにサインを書くなどして触れ合っていました。
★訪れた子ども
「ホンダジェットが好きで 僕も飛行機好きなので、設計できるように頑張りますって言いました」
★ホンダエアクラフトカンパニー 藤野道格 技術顧問
「飛行機というのは多くの人たちがそういう情熱を傾けて長い時間使って設計しているので、そういうのを子どもたち、日本の次のジェネレーションにも感じてもらって航空を目指す人が1人でも増えればと思っています」
藤野さんは久しぶりに機体を眺めながら航空産業の発展を願っていました。